北アルプス・槍ヶ岳からのSOSを受けたアマチュア無線家から、長野県警豊科署に連絡が入った。

小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。傍らには彼女の命を奪ったアンティーク時計が。

恋するアイコがガーリッシュに悩んでる間も世界は大混乱!殺人鬼はグルグルだし子供は街で大爆発!魔界天界巻き込んで、怒涛の傑作、今ここに降臨。

孤島で起きた密室殺人事件。究極の真相は、封印された「倒錯の帰結」の中に!?ノベルス界でも初!表からも裏からも読める本。

太陽興産社員の古谷伸行は、一億円を横領して北海道に逃走した。

三月三日、東京と小樽で七歳の少女の誘拐事件が発生した。

1979年、NY―。映画編集者デイヴィッドの作業スペースに紛れ込んでいた邪悪で完璧に美しい一本のフィルム。

わたしは宇佐見陶子と申します。

人類史上最凶最悪最大の殺人事件勃発！ JDC最高機密「袋とじ」付き あらゆる犯罪に立ち向かうJDC（日本探偵倶楽部）激震！十億人を殺す者（ビリオン・キラー）が企てる全人類殺害計画“犯罪オリンピック”が始動した。

新規オープンを間近に控えた映画館のオーナー、那須福太郎。彼の周囲に相次いで不吉なことが起きているという。

スペインを舞台に繰り広げられる、予期せぬ出来事の数々。歴史の裏側をえぐり出す、スリリングな知的サスペンス。

山に親しみ人を愛す。釣部渓三郎の名推理 水しぶきを浴び豪快に渓流を登る沢詰めを愉しみ、峠で美女2人と別れた釣部渓三郎。

「症例A」の多島斗志之が贈る感慨深い読後感をご体験ください 謎の女を描く「マリア観音」、清水の次郎長の三人目の妻・お蝶が死に至るまでを書いた「お蝶殺し」など、多島さんならではのエモーショナルで心地良い読後感の短編を厳選しました

藍子叔母は、いつも物憂げで無関心で孤独だった。まるで、心の内部に暗くて深い裂け目が横たわっているかのように。

交通事故で男としての機能を失った女子短大の助教授。妻は、そんな「わたし」を裏切り、密通の末に愛人と死んでしまった。

恋人を殺された女子大生の有沙は、自分の手で犯人を突き止めて復讐するために、二人の女、融と菜つみを京都旅行に誘い出す。

恋人を殺された女子大生の有沙は、自分の手で犯人を突き止めて復讐するために、二人の女、融と菜つみを京都旅行に誘い出す。

35歳、デザイナーの麻由美は都内に新築マンションを3800万円で購入する。

『家蝿とカナリア』『割れたひづめ』などの本格長篇で知られるヘレン・マクロイは、本格・サスペンス・異色短篇からSFまで、幅広いジャンルにまたがる短篇の名手でもあった。

独自の痩身美肌法で人気の美容師・環千之介が縊死を遂げた。後を追うように、娘のユキヨが足摺岬の絶壁から投身。

少年や少女を主人公にした痛快な冒険談2篇と「アリスが消えた」「送っていくよ、キャスリーン」「階下で待ってて」…粒よりの名作5篇に、本邦初訳2篇を収録する。

シカゴの高級宝飾店モナークは、かのティファニーと肩を並べるほどの一流ブランド。

一族から離れ、名前も変えられ育ったスカイは運命のいたずらによって宝飾デザインの才能を開花させた。

1947(昭和22)年7月、混沌とした雰囲気をとりわけ漂わせた「妖奇」は創刊された。

ルネサンス華やかかりし15世紀イタリア。ヨーロッパの街々を信じられない冒険譚で彩った一族がいる―その名はボルジア家。

今から25年前、学園紛争の終わった西北大ではカリスマ演出家率いる小劇団「ペガサス」が人気を集めていた。

明治中期、土佐・火振村の名家、道祖土家に十八で嫁いできた蕗。

「密室」とは、不可能犯罪を可能にするための、想像力の冒険である―。

何でも検索できるサイト「プラトニックチェーン」。そこに垣間見られる人間たちの喜怒哀楽を描くポップ・ノベル。

お家乗っ取りを策謀する黒幕のもとから五人の刺客が江戸へ放たれた。藩政の非違を正す陰の組織を抹殺するためだ。

半次に白羽の矢が立った 侍3人が拝領屋敷に居座った。 先例にならえば屋敷は収公、江戸中がてんやわんやの騒ぎになる。

挫折した音楽家の青年と脳に障害を負ったピアニストの少女との宿命的な出会い。そして山奥の診療所で遭遇する奇蹟。

資産家令嬢西之園萌絵にとって、その晩は特別な夜になるはずだった。

“鷹群山の笹姫様は…滑って転んで裏庭の、竹の林で右目を突いて、橋のたもとに捨てられた”。

灼熱の夏が永遠に続く国ベトナム。ホーチミンを訪れた「私」は夏の国の男に出会う。

少年少女の行方不明事件を特集したテレビ番組を見ていた編集者の喜屋武蛍子は思わず叫んだ。

蛇シリーズ、堂々の完結 そしてま

もう男なんてこりごり、と思っていた。憧れの彼から思いもかけない誘いがかかるまでは―。

私の小学校では一階から二階に上がる階段の所に鏡がかけてあった。夜中の二時に鏡の前に立つと、幽霊が映ると言われていた。

松崎小学校のそばで身元不明の死体が発見されたというのに、写楽ホームの軍平さんと乙松さんは、捜査にぜんぜん興味がないみたい…。

新たな依頼に応じて東京駅に着いた私立探偵・佐久間公を、異様な男が待っていた。

平穏な日常は他の何にも代え難い、はずだった。1人の男の死をきっかけに、人生は動き始めた―。

「親の敵……」夜の闇につつまれた猿子橋のたもとで、秋山大治郎は凄まじい一刀をあびせられた。

「名は秋山大治郎」とわざわざ名乗って辻斬りを繰り返す頭巾の侍。

その試合「負けてやれ」。

「まだ…まだ死ねぬぞ、まだ十人あまりもいる…」死病に冒されながら、世話になった村に巣くう無頼浪人どもの一掃を最後の仕事と心に決め、ひとり剣をにぎる中年の剣客・村松太九蔵。

捜索救助の専門家としてゴールデンレトリーバーのモンティとコンビを組むサラ。新たな現場はコロンビアの無法地帯。

慶長三年、太閤が薨去した。それは軍師格、黒田官兵衛(如水)にとって好機到来にほかならなかった。

戦国の梟雄・松永弾正は、主君三好家の美姫・右京太夫に邪恋を抱いた。

全面改稿！！ 第109回直木賞受賞作 警察小説の金字塔 21世紀、33歳の新生・合田雄一郎、登場 「俺は今日からマークスだ！ マークス！いい名前だろう！」―― 精神に〈暗い山〉を抱える殺人者マークス。

殺人犯を特定できない警察をあざ笑うかのように、次々と人を殺し続けるマークス。

少しずつ、少しずつ、歩いていこう。楽しいことも悲しいことも、みんな大切な家族の時間とひらかれてゆく青春の息吹。

新庄行き山形新幹線のグリーン車に幾度も乗車する美女。かげり宿す美貌は、車掌の関心の的だった。

“異端の民俗学者”蓮丈那智。彼女の研究室に一通の調査依頼が届いた。

本格ミステリー作家芦辺拓の名探偵・森江春策シリーズを漫画化。